障がい者・難病リハビリ病棟

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在宅サポート入院(レスパイト入院)

在宅サポート入院(レスパイト入院)とは

住み慣れたご自宅での生活を続けられるように

障がい者・難病リハビリ病棟の在宅サポート入院(レスパイト入院)とは、ご自宅で過されている障がいや難病をお持ちの方々とそのご家族を支えていくため、約1~2週間程度一時的に患者さまを受け入れる入院で、「レスパイト入院」とも呼ばれています。

レスパイトとは、英語(respite)で一時的中断、休息、息抜きを意味します。介護者の休暇(レスパイト)のために、または介護者や家族の病気、旅行、冠婚葬祭などで、一時的にご自宅での介護が困難になった場合にご利用いただいています。

患者さまに入院していただき、在宅ケアをサポートすることで、介護者の日々の介護疲れや精神的な負担等によってご自宅での介護が困難になることを防ぎ、住み慣れたご自宅での生活を少しでも長く続けられるようスタッフ一同でサポートします。

在宅サポート入院中の生活

入院中に受けられること

全身状態の管理、リハビリテーション、介助方法の指導、栄養状態・食形態の評価、相談、レクリエーション活動、歯科診療 など。

リハビリテーションの実施

入院中は、ご自宅での生活をより良くするためのリハビリテーションを実施します。運動訓練をはじめとして、お身体の状態に合わせた生活設定(動作方法や介助方法の工夫など)・環境調整(手すりの設置など)のご提案、意思伝達装置(伝の心cやレッツチャットc)や各種特殊入力機器(スイッチ類)の導入に関する検討を行うこともあります。リハビリテーションの内容・頻度は入院後に担当医師が判断します。

入院前のご自宅訪問

初めて在宅サポート入院を利用される患者さま・ご家族の不安を少しでも解消できるよう、必要に応じて入院前に看護師やリハビリスタッフがご自宅を訪問いたします。1日の生活リズムや介護方法、ベッド周りの物品配置などを確認し、入院中の生活に生かしていきます。

退院へのサポート

スムーズにご自宅への生活へ移行できるよう、かかりつけ医や在宅サービス事業所と連携して、退院のお手伝いをいたします。

よくいただく質問

在宅サポート入院(レスパイト入院)についてよくお問い合わせいただく内容をまとめております。