看護部教育新聞(2024年より「まなサポ新聞」)は2014年から発行をスタートしました。
バックナンバーも合わせてご覧ください。看護部職員以外の皆様にも、当院の教育に対して興味を持っていただけたら嬉しく思います。
学びサポート室 科長 加藤久美子
本年(2024年)度、看護部の委員会の見直しがあり「教育委員会」も対象でした。これまでの「教育」は受動的であったため、看護部教育理念「専門職としての自覚を主体的に持ち、豊かな人間性と実践能力を兼ね備えた人材を育成する」から、学びの主体性を尊重し、それを私達がサポートするという意味で「教育専従」から「学びサポート室」という名称としました。「教育委員会」は「学びサポート隊」です。
看護師、介護福祉士は学び続けることが必須です。それを学びサポート室が支援していきたいと考えています。
新生・学びサポート室メンバー(左から栗田、加藤、富樫)
春というのにまだ寒さを感じる日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、新型コロナウイルスも5類へ移行し、病院での実習も可能となってきました。そこで今回は実習指導者の資格を獲得した2名の看護師にインタビューをしました。
(左)紺野さん (右)伊巻さん
Q:なぜ資格を取得しようと思いましたか?
A:
伊巻さん:新人指導を通じて指導というものに興味を持ちはじめ、教育における知識を更に学びたいと思い、研修に参加しようと思いました。
紺野さん:新人・後輩指導をする中で関わり方について学びたいと思い、研修に参加しました。
Q:実際に指導をおこなった感想は?
A:
伊巻さん:Z世代における風当たりが強い中で学生たちは全員がまじめに、そして一生懸命に実習と向き合っていると感じました。自身の「臨床の知」から得た学びを上手く伝えられない部分もありましたが、指導を行う楽しさも感じられました。これからも学生の満足度と自己効力感を高められるよう、看護のやりがいや楽しさを伝えていきたいです。
インタビューを受けて下さったお二人ありがとうございました。もうすぐ新年度を迎え、たとえ環境に変わりはなくても心機一転して新しいスタートを切りたいなという気持ちになりますよね。4月からの新生活をよりよいものにできるよう何か新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。