難病・特殊疾患
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難病・特殊疾患

「生きる力・心に寄り添う看護・介護」

寄り添う看護・介護の実践

神経難病の患者さまは全身の筋力低下・筋肉の硬直が進行する、声が出せなくなるなど、様々な辛い症状と日々闘っています。思うように体を動かすことができない、自分で思うように呼吸ができない、想いを声に出して伝えられない・・・。そのような患者さまが日々、力強く生き抜く姿を見ていると、患者さまの声にならない声に耳を傾け、患者さまの想いに第六感で感じ取り、温かくそっと支え、寄り添えるように日々スタッフは患者さまと真摯に向き合っています。

チームで患者さまを支えています

患者さまの想いに寄り添えるケアができるように、スタッフ同士が自分の思うケアを熱く語りあっています。カンファレンスやミーティングの場だけでなく、日々のケア時も多職種で協力し合い、患者さまを中心に信頼関係を築いています。

鶴巻温泉病院の難病・特殊疾患

医療機器関連の知識向上に努めています

人工呼吸器やカフアシストの取り扱い、心電図モニターの読み方、輸液ポンプなど患者さまの命をサポートする医療機器のため、大変重要な必修看護技術です。そのため、定期的に勉強会を行い、安全なケアが提供できるように努めています。

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声に出して伝えられない、想いを聴くために・・

透明文字盤という、あいうえおが書かれた文字盤を使用して、患者さまの目の動きから、どの文字を指しているのか把握して、一文字一文字繋げて文章にして、想いを聴いてケアしております。また、パソコンを使用したコミュニケーションも実践しています。

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特殊疾患病棟

特殊疾患病棟は言葉で思いを伝えられない、自身が思うように身体を動かせない患者さまを対象としています。

病床数は60床であり、脊髄損傷等の重度障がいにより自身の意思で毛足を動かせない方、重度の意識障害患者により言葉で意思を伝えることが難しい方、神経難病の方を対象とし、長期入院が必要な方々が療養しています。 気管切開の方4割、経管栄養等の方は8割おられ、高齢の方は特に様々な体調の変化を起こしやすく、小さな変化に気づくなど細やかな体調管理が大切です。また、病床で自身がで身体をずらすことができないため、排泄援助や体位変換などはほぼ全員に必要なケアです。医学的管理と療養生活の支援がより必要であり、看護職、介護職のそれぞれが職種の専門性を活かしながら、日々患者さまの健康管理と療養生活の支援を行うべく協働しています。

苦痛ではないだろうか、どう感じるだろうかということを常に考えながら、表情の変化や微妙な指の動きなど、患者さまの声にならない声に気づき、その人らしい生活を支援できるように心がけています。

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