鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
2024年度が始まり、はや3ヶ月目に入りました。今年度、看護部の体制で大きく変えたことがいくつかあります。1つ目は、組織管理上で4名の「チーフ」を立てたこと。副看護部長1名が地域連携室長兼務となったことから(前回紹介)、病床機能に分けて代表を立て、看護部長直下としました。回復期リハ病棟(岩川チーフ)、緩和・地ケア・療養病棟(村松チーフ)、神経難病・特殊疾患病棟(下田チーフ)、介護医療院(小玉チーフ)です。自部署を管理しながら機能全体をみていくので仕事は増えましたが、ひいひい言いながらも生き生きと動いている姿は頼もしい限りです。
2つ目は、教育委員会、教育専従、‥等、「教育」という名称をすべて「まなびサポート」に変更しました。1年前に「看護職の生涯学習ガイドライン」が日本看護協会から提示され、'生涯教育を支援する'ことが示されました。これまでは組織で求める人材像と必要な能力・知識にあわせて教育計画が立てられていましたが、一人ひとりが望む将来の姿やキャリアがあり、双方をすり合わせて学習支援することが重要になるということで、「学びをサポートする」という名称になりました。
3つ目は、看護部委員会・会議の頻度・時間を大きく減らしたことです。この背景には、コロナ禍では大勢で集まることができなかった中でも工夫できたことや、時間だけが過ぎていく会議も散見されたため、「最小限のインプットで最大限のアウトプットを生み出す」という生産性の向上を目指すことにしました。この通知を配信した時には不安や不満の声もありましたが、看護部みんなで必ずできる!と信じていますので、どんなアウトプットになるのか楽しみでもあります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
左、村松チーフ:「小さなことからこつこつやります!」 左から2番目、岩川チーフ:「毒を吐きながらがんばります!!」(笑) 右から2番目、下田チーフ:「職員の『いいとこ探し』をします!」 右、小玉チーフ:「話を短くします!」(←『話が長い』と、いつも下田チーフにつっこまれています。(笑))
学びサポート室専従:(右)加藤科長「より現場に役立つ研修を計画しているのでお楽しみに!」 (左)栗田看護係長「新しい船出ですが、漂流しないように頑張ります。」
学びサポート室専従富樫介護係長:「頑張ります!」(←まだ緊張の日々で、コメントも硬め(笑))
4月に昇格した(左)篠原介護科長代理(前回紹介)、(右)與那嶺看護科長
鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
4月は新人さんを迎えたり、人事異動で病棟の顔ぶれが変わったり、外では桜が満開になり、何だかそわそわします♡
看護部では今年度も多くの看護職・介護職をお迎えしました。新人さんの入職式は横浜の某ホテルで、「セコム提携病院神奈川ブロック3病院(西横浜国際総合病院、横浜新緑総合病院、当院)」の合同で執り行われました。式の中では新人さんの名前が一人ずつ呼ばれて返事をするのですが、緊張している様子が伝わってくるので、私も一緒に緊張して固まってしまいました(汗)。全員の名前が呼ばれてやっとリラックス。
一方、院内では異動した職員、出向から戻ってきた職員、・・こちらも緊張の面持ち。看護部では職員にさまざまな場所を経験して成長してほしいという願いと、病棟の活性化を目的に人事異動を実施しています。異動により環境が変化し、多かれ少なかれストレスは生じるものです。そのストレスを上手に消化して、あらたな場所で活躍して病棟を盛り上げていってほしいと思います。
鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
年が明けてから、次年度に向けた人事、体制整備、目標立案等々、一気に押し寄せ、このブログも2月はさぼり、4月を目前にして3月分を書いています(汗)。例年よりバタバタ感がひどい理由の一つは、地域連携室室長が交代になることです。現在の吉田室長の退職後は、森副看護部長に引き継いでもらうことになりました。ここに至るまでには右往左往・・決まった後も'じゃあ、副部長が1人抜けた後の看護部の体制をどうするか'に時間を費やし・・さらに、ぎりぎりまで職員の出入り、国家試験発表で、配属調整に追われていました。
この1年、機能評価、適時調査、いろいろな出来事(!)、'時々コロナ'に追われ、バタバタしていました。そんなあわただしさを緩めてくれたのは、ラダー研修会で見聞きするスタッフの姿や取り組みでした。看護・介護の様子が伝わってきて、「素敵な看護・介護だな♡」と、たのもしささえ感じ、心地よい時間でした。
さあ、新年度は間もなく!新しく仲間になる皆さんに会えることを楽しみに、進んでいきたいと思います。
1.で地域連携室の吉田室長退職について書きましたが、タイトルの「千秋さん」とは、この吉田室長のことです。同じ苗字の科長さんがいたので、それぞれに下の名前で呼んでおり、そのまま「千秋さん」と呼ばせてもらっています。千秋さんは鶴巻に来て10年。前院でも管理職を務め、その力を持って当院でも業務改善や患者さん・スタッフに向き合ってくれました。一方では天然キャラに何度も笑わせてもらい、みんなから慕われる存在でした。これからは自分の時間を大切にして少しのんびりしてくださいネ。ありがとうございました。