鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
9月は病院祭(コスモス祭)をはじめ、地域連携の会、事例発表会など、さまざまな行事がありました。そして、11月7日・8日に開催する日本リハビリテーション看護学会第38回学術大会の準備も着々と進んでいます。
9月12日の病院祭には、大学吹奏楽部、ハンドベル、フィルハーモニー、二胡アンサンブルなど、多くのボランティアの皆さんにご協力いただきました。口ずさむ方、静かに聴く方、涙を流す方、笑顔で喜ばれる方......。「病気になって部屋で泣いてばかりいたけど、生演奏が聴けて心が晴れた」という声もいただきました。普段の病院生活とは少し違う時間が、素敵な一日をつくってくれました。


学会に向けては、実行委員で会場を下見し、完成したプログラムをもとに当日の動きを一つひとつ確認しました。また先日、基調講演をお願いしている紅谷浩之先生とオンラインで打ち合わせを行いました。その中で特に心に残ったのが、「看護師は、医学と生活の視点、その両方の専門性を"暮らし"につなげる役割がある」という言葉です。病気をみることも、生活をみることも、どちらも看護には欠かせない。それをその人の暮らしにつないでいく。「ああ、看護ってそうだよな」とあらためて感じ、講演がますます楽しみになりました。ご都合のつく方は、ぜひ小田原までお越しください!




当院には現在、8名の特定看護師がいます。このたび、特定看護師のユニフォームが完成しました!
カラーは赤と黄色。ちょっと目を引く、元気いっぱいのビタミンカラーです。そして、背部にはオリジナルのロゴ。院内でもすぐに「あ、特定看護師さんだ!」とわかります。日々切磋琢磨しながら成長を続ける姿に、周囲からの信頼もますます高まっています。これからも専門性を活かし、患者さんのために力を発揮してくれることを期待しています。


鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
8月は、インターンシップや高校生一日看護体験で多くの学生を迎え、私自身も看護管理学会への参加や訪問看護への同行など、いつもの場所を少し離れて看護・介護について考える機会がありました。
インターンシップと一日看護体験は、夏の恒例行事です。学生の皆さんに看護・介護の仕事や当院を知ってもらう機会ですが、迎える私たちにとっても自分たちを振り返る機会になります。「患者さんの思いに寄り添い、希望をかなえていることがわかった」「その人らしさに寄り添ったコミュニケーションの大切さを学ぶことができた」などの感想をいただきました。学生さんのまっすぐな視点を通して、患者さんの思いを大切にし、その人らしく過ごせるように関わることの意味を、私たち自身もあらためて考えることができました。
そして、この夏、特に心に残ったのは訪問看護への同行です。その方のご自宅には、病院では見えない「暮らし」がありました。家族の一員であるペット、予定が書きこまれたカレンダー、これまでに描いた絵の作品。一つひとつから、その方がどのように生き、今、何を大切に暮らしているのかが伝わってきます。私たちは病院で「退院後の生活を見据えて」と何度も口にします。けれど、本当にその人の暮らしを想像できていたのでしょうか。 訪問看護師がその方の生活の中に入り、対話しながら一緒に考える姿を見て、「生活を支える」という看護の原点をあらためて感じました。
学生さんからはこれから看護を担う人たちのことを、訪問看護では患者さんの暮らしを、そして学会ではこれからの看護・介護を考える機会をもらいました。 いつもの場所を離れてみると、いつもの景色が違って見えてきます。そこで得た気づきを持ち帰り、また一歩前へ進んでいきたいと思います。








鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
ブログの更新が少し空いてしまいました。その間にも、インドからの職員の介護福祉士資格取得(当院では第1号!)や病院賞の受賞、今年度の長期研修(実習指導者講習会・看護管理研修)のスタート、外部からの病院見学や研修の受け入れ、スマートベッドや『ころやわマット』の導入、医療DXを進める病院への見学等など、日々いろんなことが動いていました。そして、看護部長としては、日本看護協会・神奈川県看護協会の総会参加、また4年間務めた『神奈川県看護協会小田原支部・支部長』の役目も次の方に引き継ぐことができました。
毎日目の前のことに追われていると、「忙しかった」で終わってしまいそうになります。でも、立ち止まって振り返ると、一つひとつは違う出来事でも、根っこにあることは「職員が楽しく働ける環境を作る」「患者さん・入所者さんに、温かい看護・介護を届ける」という思いです。挑戦することも、学び続けることも、外へ足を運ぶことも、その先にあるのは職員・患者さん・入所者さんの笑顔と看護部・病院の成長です。その原点を忘れずに、また一つずつを積み重ねていきたいと思います。





