鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
今年の梅雨は盛夏期のような暑さが続き、これから迎える夏本番がどうなることやら・・。そんな暑さの中で、'元気が出る熱さ'を届けてくれた看護部の職員たちを紹介しますね
恒例の病院賞では、今年度もインドの皆さんが銅賞を受賞しました。異国で、そして医療介護の決して楽ではない現場で元気に働き続けてくれていることに、心から感謝いたします。夏にはまた新しく2名の方が仲間になりますので、この先も楽しみですね。
そして同じく、「介護×野球」で取り組んできた野球部も銅賞受賞となりました。介護も野球も真剣に取り組む姿から'熱さ'が伝わり、自分も頑張ろうという気持ちをもらえます。
そのほか、CS賞、学術功労賞、安全文化功労賞でも看護部職員が受賞しました。皆さんの功績にあらためて敬意を表します。
6月14日に関東地区の研究発表会が開催されました。病院だけではなく、高齢者施設、訪問看護、医薬品卸売部門等の様々な場所の多職種から58演題の発表がありました。当院からは、介護福祉士、理学療法士、放射線技師の3名が発表。今回発表した介護福祉士は昨年度研究に取り組み、看護部内の研究発表会を経て、さらに手直し、予演会等を行って本番を迎えました。発表は立派で、努力してきた姿を見てきているので、よく頑張ったナーと私も充実感でいっぱい。ちなみに理学療法士が金賞を受賞し、みんなで喜びあいました!
看護部紹介のツールとして、現在はホームページとインスタを主に活用しています。特にインスタについては昨年度リニューアルし、看護・介護・チームの3本柱でアップしています。そのインスタをさらに魅力あるものにしたいということと、あらたなSNS発信を目指して、今年度「看護部広報委員会」を立ち上げました。これまでは'熟女'で作成してきましたが(笑)、今回若返りを図っています。現在、3本柱に「教育」を加えて、4本柱で発信しています。ぜひご覧いただき、'熟女'と'若者'の違いを当ててみててくださいね~笑笑
1.銅賞受賞のインドの皆さん。本来8名ですが、勤務の都合で表彰式には7名が出席
2.素敵な笑顔♡
3.「ベット上での座位姿勢が与える排便促進効果の検証~長期臥床により排便困難な患者の自然排便を考えて~」の演題で、介護福祉士が発表しました。発表後の多くの質問にもしっかり対応できていました。
4.発表の応援に駆けつけた、左・所属長、真ん中・本人、右・介護教育専従。(色気がない・・)
5.研究発表会で金賞を受賞した当院の理学療法士。おめでとうございます!
6.第1回 看護部広報委員会。Freshは右の3人♡
小澤看護部長のブログ「Ozawattiの徒然なるままに」バックナンバーです。
鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀
【看護部長ブログバックナンバー】
4月~5月は専門資格の登録証が届きます。看護師は免許証が届くまでに時間がかかるため、その間に免許証の代わりとなる「登録済証明書」が発行され、介護福祉士は「介護福祉士登録証」が届きます。新人さんたちはそれらの登録証を持って、所属長と一緒に看護部にやってきますが、みんな'きらきら'していて、きらきらオーラがまぶしい!
さて、今回は介護福祉士資格を「実務経験ルート」で取得した3名を紹介します。介護福祉士を取得するためにはいくつかのルートがあり、「実務経験ルート」はその一つです。介護現場で3年以上の実務経験を積み、さらに実務者研修修了が必須、そして介護福祉士国家試験を受験するルートです。3名はそれぞれ異なる病棟で実務経験を積み、就労の傍らで実務者研修を受講し、合格を勝ち取ることができました。晴れて新人介護福祉士として、4月から新人研修にのっています。当院ではこのルートで資格を取得する介護福祉士が毎年誕生しており、これから先、資格取得を目指す人にとっての目指す姿として活躍してほしいと思います。
そして看護師では、当院にとって9人目となる特定行為研修修了者が誕生しました(現在、院内には8人在籍)。受講中は、課題の多さに泣いたりくじけそうになっている姿もありましたが、先輩たちからのエールもあって踏ん張りました。4月には昇格・異動が決まっていたため、「それまでには終える!」という強い意思で、最後の集中力はすばらしかったです!管理業務と特定行為の2足のわらじになりますが、こちらも活躍が楽しみです。
院内の教育体制を「学びサポート」と名称を変えて2年目。受講対象者はクリニカルラダー、実地指導者、看護補助者等、13に分けて(管理者は除く)、今年度の院内研修がスタートしました。テーマはフィジカルアセスメント、臨床推論、倫理、研究、ImSAFER、地域連携ほか、年間で約90の研修が計画されています。特徴の一つは、多くの研修が看護師と介護福祉士が一緒に受講することです。他院では珍しい体制かもしれませんが、当院では長くこの体制で実施してきました。看護部の強みの一つである「看護と介護の協働」は、ケアの現場だけではなく、研修や委員会活動においても然り。資格が異なることで視点も異なり、あらたな気づきやお互いを理解することにつながっていると思います。ぜひ、切磋琢磨しながら成長していってくださいね。