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看護部長ブログ

Ozawattiの徒然なるままに 1.看護師特定行為実践に同行 2. セコム提携病院外国人介護・看護師合同交流会

2020.11.09

鶴巻温泉病院 看護部長 小澤 美紀

1.看護師特定行為実践に同行しました

2020年も残り2か月となりました。これからインフルエンザの本格的流行シーズンとなりますので、新型コロナと合わせて、より一層感染対策が求められる緊張した日々を迎えます。今年は職員のインフルエンザワクチン接種は「密を避ける」ため、外来では1日あたりの人数を制限する体制になります。そのため、例年よりも接種期間が長くなり、今年の接種はもう少し後になりそうです。

さて、先日久しぶりに特定行為実践に同行しました。法人施設の一つである老人保健施設・ライフプラザ鶴巻の村松副施設長兼看護長(当院の特定行為実践看護師の一人目!)もチームの一員として参加しています。特定行為を実施する看護師の「手」が優しくあたたかいということはずっと感じていましたが、久しぶりに見学して、実践を積み重ねた人たちの技術は、さらに「技」になっている!と感動!!この感覚をどのように説明したらよいのかいろいろ調べていたら、すとんと落ちた記事を発見しました。

「技神~WAZAGAMI~」https://wazagami.com/に書かれていたことは、「'技術'はそれを持っている人がこのようにやったら誰でもこういう答えが出るという普遍的な再現性を持ち、しかも科学的に確立されたレベルにあるもの。(中略)ところが'技'はそれを持っている人だけが使いきれるものであり、このようにやったらこういう答えがでるという個人的再現性は持っていますが科学的な解明はされていないスキル。(続く)」

まさしくそうそう!!行為としての技術を次世代に教えることはできても、教わった人がその人と同じようにできるのかというとそんなわけにはいかず、「積み重ねる」意義は、「技」を生み出すことにつながると心に落ちました。次はどんな発見があるのかわくわくします。


「何かした?」と思うくらい、スッと行為が終了し、患者さんも安楽、安心。


声かけや観察は基本です。


左から、下田科長、柏木副部長、水谷科長、村松看護長兼副施設長

2.セコム提携病院外国人介護・看護師合同交流会

セコム提携病院や施設には、多くの外国人人材が所属しています。定期的に交流会が原宿本社ビルで開催されますが、今回はリモート交流会となりました。三喜会には、当院に中国人看護師1名、横浜新緑総合病院に中国人看護師2名・介護技能実習生1名が在籍し、活躍しています。今回は、この4名が当院に集まってリモート交流会に参加しました。

セコム医療システム会長挨拶、社長講和から始まり、自己紹介、職種に分かれてディスカッションを行いました。私は、最初と最後だけの参加で、ディスカッションの内容は把握していませんが、漏れ聞こえたことは、「コロナになって友達と会えなくなった。遊びに行く機会がなくなった。」という感想もあれば、「出かけなくなり貯金が増えた。」という明るい(?)感想もありました。

小松社長の講和で「コロナのせいでできない・我慢することもあるけれど、この状況になったから感じた大切なことや感謝することもある。それを大切に、これからも挑戦し続けてほしい。」というエールが送られました。母国を離れて挑戦する皆さんの姿は本当にすばらしいです。ぜひ、目標に向かって進んでいってくださいね。


看護師の3名。ディスカッションは看護職と介護職で分かれるため、
介護職の1名は別室でリモート


小松社長の講和の一説に引用されたアンネフランクの言葉。「太陽の光と雲ひとつない青空があってそれを眺めていられるかぎり、どうして悲しくなれるというの?」どんな環境にあっても希望をもって生きたいという思いです。


情報サイト「シンカナース」インタビュー https://sinkanurse.jp/

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