昨年末の大イベント、クリスマス会は、病棟医が「サプライズ電子オルガン演奏会」を開催してくれました。
先生は趣味とはいえ、演奏歴 数十年!患者様もうっとり聴き入ってしまう、とても素敵な演奏でした。
今回は、患者様の体力も考え、演奏は15分としましたが、「もっと聴きたい」という声も聞かれ、サプライズは大成功でした。また、演奏会後にお渡ししたスタッフからクリスマスプレゼントもとても喜んでくださり、寒い年末を暖かく過ごせたようで良かったです。
朝方や夕方はずいぶん寒くなってきましたね。
寒くなってくると急にクリスマスをイメージしてしまいます。
今年度は季節のイベントも盛大には行えず、スタッフもジレンマを感じていました。そこで、今年の最期を締めくくるクリスマスのイベントに向けて、病棟スタッフで準備しています。医師もとても協力的で、サプライズで何かをしてくれるそうです。
病棟のスタッフの思いやり、医師だけでなく、コメディカルも協力的な患者様に愛のある病棟。これからも守っていきたいチームワークです。
当病棟では「鶴巻温泉病院版 緩和ケアパス」という書類を2019年度から作成・使用しています。これは評価尺度(PPI)を用いて、対象者の全身状態を評価する方法で、当院ではPPIが6より大きい患者様を対象として行っています。この方法を取り入れることで緩和ケアの観点から患者様とご家族様への介入の統一をチーム全体で行うことができ、多職種における業務の把握に繋がり患者様がよりよい環境で最期まで過ごせるように調整することができています。
昨年(2020年)度は院内の学術研究において、当病棟の取り組みを発表し、スタッフが優秀賞を受賞、セコムグループ内での発表を行うこととなりました。この賞をいただけたのは、何年もかけて先輩スタッフの皆様が患者様、ご家族様のことを思い、自分たちの看護を探求し、繋げてきて下さったおかげです。
病棟スタッフは異動することはあっても、どこにいてもOne Teamで患者様のために頑張っています。私たちは、これからも患者様とご家族のために日々向上心を持って業務に励んでいきます。
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。