新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るうこの夏。今年も満足に楽しめない我慢の日々が続いていますが、皆さんはいかが過ごされたでしょうか。
今回は食を通じて皆さんに楽しんで頂けたレクリエーションを紹介したいと思います。
8月上旬、私も含めたレクリエーションチームはどんなことをしようかと考えました。8月は夏真っ盛りでお祭りシーズン。やはり無難に夏祭りの縁日を病棟で再現?「それだと何かマンネリ化するんじゃない」との意見。そんな中で出た「ジェラート作りはどう?材料固めれば簡単にできる機会があるみたいだし、嚥下困難な方でも食べられるし。」その意見に「それだ!!」とその場の全員が賛同、8月のレクリエーションが決定しました。
今回は5階東病棟より凍らせただけの果物で簡単にジェラートを作ることができる機械をお借りしました。事前にスタッフによる試作と試食を実施し、栄養科からも許可をもらい、いざ実行!!今回使用した果物は、バナナ・白桃・マンゴーです。
昼食でのお楽しみとして提供した今回のジェラート。物珍しさからマンゴーを求めるかと予測していましたが、意外にもバナナの人気が高かったです。「冷たくていいな」「マンゴー初めて食べた、美味しいんだね!」と喜びの声もたくさん頂きました。
夏らしいデザートに満足いただけて、こちらも試行錯誤して実施した甲斐がありました!これからも我々スタッフは、皆さんがより楽しく日々充実した生活を送れるようにこれからもサポートをしていきたいと思っています。
※患者様には写真公開の同意と許可を事前に得ております。