摂食・嚥下障害看護認定看護師 加藤 久美子
新人研修の「食事介助」や「口腔ケア」は新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、中止としていましたが、2年ぶりに開催することができました。
今回は感染対策として新人職員が自分自身で体験する方法とし、スプーンの操作やKポイントの位置を確認したり、固体と液体を一緒に摂取したり様々な体験をしてもらいました。
「患者さんの姿勢やスプーンの入れる位置、出すタイミングに気をつけたい」や「自分の立ち位置を考えて介助する」などの学びの意見を頂きました。病院食の試食も行いましたが、「嚥下調整食2より4が美味しい」「嚥下調整食の違いが食べてわかった」などの感想がありました。患者体験からの学びを実践に活かして欲しいと思います。
病院食を取り分けているところ
病院食を試食しているところ(黙食)
※スタッフには写真公開の同意と許可を事前に得ております。(尚、写真撮影時のみ、一時的にマスクを外しております)