アンガーマネジメントをご存でしょうか?アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。(一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会ホームページより引用)
今年8月に、院内の全職員必須セミナーでアンガーマネジメントが取り上げられ、'いらっとしてもすぐに言い返さないで6秒待つ'、'その気持ちわかるよーなどの魔法の言葉をかける'等を学びました。そして、今回は看護部係長宿泊研修に講師をお招きして、「快適な職場作りのためのアンガーマネジメント」の講話をいただきました。係長さんたちが最近怒ったことは家庭内トラブル?が多く、当事者は'イラッ'っとしたのでしょうが、聞いているこっちは笑える内容でした(笑)
スキルを身につけることで、誰も傷つけずに自分の気持ちを適切に伝えるコミュニケーションを意識でき、仕事や私生活の人間関係が改善されていく効果があるということです。ぜひ学ぶ価値ありですね~。
まずはリラクゼーションから
最近怒ったことは「子どもに踏まれたこと(イラッ)」etc.
係長さん+α全員集合
11月に○歳の誕生日を迎えました。この年になると、誕生日も平常も何ら変わりなく全く色気なしです。その日は科長会。次の会議が控えていたので、科長会が終わり一人早々に引き揚げようとしたところ、「部長待って!」の言葉とともにケーキが登場!科長・副部長のみんなが誕生日を祝ってくれました。
びっくり!うれしい!あたたかい心に感激!思いを感じるケーキをみんなでおいしくいただきました。みんな、ありがとね❤
びっくり、うれしい、感激のケーキ❤
せーの、「ふ~~~~」
看護部では、さまざまな研修会・学会に積極的に参加しています。参加後は、レポート提出に加えて所属部署での報告、さらに実習指導者講習会や認定看護管理者等の長期研修は「科長会で報告する」という課題があります。
スタッフにとって科長会は超(!)緊張する場所。それでもみんな緊張を感じさせることなく、学んだことをきちんと自分の言葉で伝えてくれています。報告者は学びをあらためて振り返り、聞き手は新しい情報や他者の学びを知る貴重な機会になっています。
学会シーズン真っ最中!これからも続々と報告が予定されており、楽しみです(#^.^#)
ファーストレベルを修了した與那嶺看護係長の報告
学びの一部
日本褥瘡学会学術集会に参加した褥瘡対策委員メンバーからの報告
このたび、鈴木龍司介護係長が、一般社団法人日本キネステティク普及協会のキネステティクファシリテーターネオを取得しました。
キネステティクとは、「人間の'自然な動き''動きの感覚'を人と人との関わりに応用する概念。キネステティクスに基づく介助法は『相手を抱えたり、持ち上げたりしない』ことが特徴」とケアプログレスジャパン代表の中本氏が紹介しています。つまり、患者さんの自然な動きに合わせて足りないところだけ補い介助するので、介助する側も余計な力がいらず、お互いに負担のない「優しい介助の技」と言えますかね・・。
さて、鈴木係長が取得したファシリテーターネオ資格は、段階を踏んで取得できるものです。高い志を持って段階を進んでいく姿を見ていましたので、とてもうれしく思います。院内外での活躍が期待されます。
キネスティククラシックファシリテーターネオの認定を受けた鈴木龍司介護係長
現在、当院には日本慢性期医療協会看護師特定行為研修を修了した看護師が3名います。修了後は、主に「創傷管理関連」区分の「褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去」と「創傷に対する陰圧閉鎖療法」の実践を重ね、さらに先月から「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」区分の「気管カニューレの交換」を始めました。
初めは、交換に難儀し途中で医師をコールする場面もありましたが、'何がどうだったのか'を振り返り、次に生かしています。看護師の心があふれる見事な技に感動!、高い志を感じる輝く笑顔にさらに感動! これからもその姿を追い続けていきたいと思います。
カニューレ交換実践の様子
左)3期生・下田科長 中央)2期生・柏木副部長
右)4期生・水谷科長、頼もしい3人。
院内で突然の心肺停止、もしくはそれに近い状態が発生した場合に、職員が応援を要請し救命処置等の対応ができるように、年に4回コードブルー訓練を行っています。先日、その訓練が実施されました。
「南館1階駐車場(今回訓練の場所)、コードブルー」の放送が繰り返され、南館1階の看護部にいた私は、'私が真っ先に・・'と勇んで駆けつけましたが、すでに数人が駆けつけており、蘇生訓練が始まっていました。(スタッフのすばやい行動がすばらしい)医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、その他職種、新人さん、ベテランさん、・・たくさんのスタッフが真摯な態度で訓練に臨んでいました。
最後に医師からの、「有効な胸骨圧迫ができなければ人命救助はできない」、「カオス(混沌・混乱)の場面で、リーダーシップをとっていく1人の存在が重要」という言葉に身が引き締まりました。
心臓マッサージ、人工呼吸、AED使用等の実施訓練の様子