blog_171 1.看護師特定行為の実際 2. 日本慢性期医療学会 優秀演題 3.府川栄一さんより素敵な曲を寄贈いただきました
2023.11.18
【院長ブログバックナンバー】
※写真は撮影時のみマスクを外しています
看護師特定行為の実際
厚労省のホームページに「看護師の特定行為研修の修了者に関する医師との協働の事例集」として 鶴巻温泉病院の取り組みが好事例として掲載されています。
看護師特定行為研修修了者 鈴木 達也
PICC(ピック)というものをご存知ですか? PICCとは上腕の静脈から入れる末梢留置型中心静脈カテーテルのことです。鼠径部や頚部から挿入するCVよりも管理がしやすく、汚染のリスクが比較的低かったり、ナート固定をしないことから感染のリスクが低いと考えられています。現在当院では、看護師特定行為研修修了者が、毎月2件ほどPICCを挿入しています。下半期に入り医師からの依頼も多くなり実施件数も増えてきました。病棟で点滴確保が難しい方や食事がなかなか進まない方がいらっしゃいましたら是非、関 真弓、鈴木 達也まで相談してみてください!
PICC挿入 関看護師、鈴木看護師(右)
日本慢性期医療学会 優秀演題
大阪で開催された第31回日本慢性期医療学会でリハビリテーション部 上野 小百合さんの演題 「睡眠障害を認める 認知症患者に対する個別レクリエーションの効果~不安・不穏言動への対話を通じた関わり~」が優秀演題として表彰され ました。おめでとうございます。
リハビリテーション部 レクリエーションセクション 上野 小百合
この度、第31回日本慢性期医療学会で優秀演題賞を受賞することができ、本当に嬉しく思います。本症例を通じ、認知症のある方に対するレクリエーションでの関わりを改めて学ばせていただきました。対象患者さんをはじめご指導いただいた方々、療養チーム、レクリエーションセクションの皆さんに感謝申しあげます。今後も患者さんが安心してその人らしく生活が送れるレクリエーションが提供できるようさらに精進してまいりたいと思います。2東病棟ご入院中の府川栄一さんより素敵な曲を寄贈いただきました。
府川さんは、建築の仕事を退職後、あしがらの「まちづくり活動」をされていました。その一環として、ご自身が作曲した9曲を町長に提出するため、入院期間中も作品作りに励んでおり、提出するまで多くの病院関係者が携わったことから、当院にも曲を寄贈したいと考えられたそうです。ふる里への想いが込められた素敵な曲を大事にお預かりさせていただきます。
楽曲ご寄贈に対して、感謝状授与を執り行わせていただきました。ご家族の方や由比先生はじめ病棟の関連職員も見守る温かい雰囲気の中でお渡しすることができました。
サービスシステム開発室 課長 宇賀神 哲治
協力:リハビリテーション部 理学療法士 内藤 正喜
※掲載写真は事前に同意をいただいております
医療法人社団 三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院 院長 鈴木 龍太